すべては海になる(小学館文庫)
出版データ
「すべては海になる」が映画になったことをきっかけに、文庫になりました。
解説は、あの、上野千鶴子先生です(東大教授)。
上野先生とは、本が出る度に、献本させていただいていたのですが、いつしか、直筆の感想をいただけるようになり、今回、思い切って、解説をお願いしました。ところ、身に余るお言葉をいただいています。
上野先生の解説を読むと、きっと、小説も読みたくなると思います! 絶賛発売中!
書名:すべては海になる
(小学館文庫 や13-1)
著者名 : 山田 あかね
出版社 : 小学館
ISBNコード : 9784094084283
判型/頁 : 文庫本/272頁
定価 : 580円 [ 本体525円 ]
発売日 : 2009年11月6日(金)
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あらすじ
夏樹は都内の書店に勤めて5年になるが、いまだにアルバイト店員のまま。17歳のときの援交体験がもとで、人間関係をうまく築けないでいる。寂しさを埋めようと年上の既婚者や出版社の営業担当と付き合うが、心の隙間は広がるばかり。
そんな折、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃し、大学教授の妻である彼女の家を訪ねる。
そこで夏樹が出会ったのは、崩壊家庭の中で自らを確かに保って生きようとする高校生の光治だった。